ここでは、あなたに知っておいてもらいたい看護について紹介します。 根本的な問題はやはり待遇と労働条件の改善。看護師はあくまで自分で選ぶ職業であり、労働を義務付けられたものではないのです。重要なのは看護師自らが働きたいと思える環境作りを進めること。そもそもの労働が厳しいことはある程度避けられない話ですから、あとは少しでもその労苦を取り除けるようにして、若い人に魅力的だと思える職業にしていくことが大事だと思います。
高齢者の比率が増す社会というのは避けようがありません。今から何らかの理由でベビーブームがいたとしても、その子どもたちが成人するのはずっと後の話。現時点で若者、子どもが少ないのですから、高齢化社会の到来は疑うべくもないのです。かつての介護は何でも世話をする、それこそ食べ物を口に運ぶことさえも介護者が行う親切な、悪く言えば過剰なものでした。
介護と看護はまったく別の話ですが、病院頼りにしない、ひいては看護師の力を借りないようにする、というのは同じ理想。看護師の負担を軽くするためには重要な考えかもしれません。高齢者が自立するための収入を得られるのか、それだけの労働ができるのか、病気になりやすいのは高齢者にとって必然であり、その点で看護師が必要となるのは変わりません。どうあっても看護師が不要になる、ということはないのです。